先日、公正証書遺言を作成される方の遺言の証人として、作成現場での立会を行ってきました。
遺言者の方が入院中でいらっしゃったため、作成現場は病院でした。
事前の打ち合わせにより、公証人の先生が書き起こした遺言を遺言者本人と証人に読み聞かせることに
よって内容が間違いないことを確認し、遺言者本人と証人2名が遺言書に署名、捺印をすることで
公正証書遺言が完成します。
証人として遺言作成現場に立ち会うことも多いのですが、毎度のことながら公証人の先生が遺言内容を
読み上げるのを聞くときには、遺言者の方のこれまで歩んでこられた人生、家族への想いを想像し、
胸が熱くなります。
内容の確認後、遺言書正本に署名と捺印を行い、公正証書遺言は無事完成しました。
公証人の先生が遺言者ご本人様に「これで無事に遺言書が完成しましたからね。ご安心してください」
と声をかけられ、それにお礼をされたときのご本人様のすっきりとした表情がとても印象的でした。